明治安田サッカーJ2で自動降格圏19位のカターレ富山は20日、アウェーのピーススタジアム(長崎市)に乗り込み、2位のV・ファーレン長崎と対戦し、1-1の引き分けに終わり、8試合ぶりの勝利とはなりませんでした。

カターレは直近3試合無得点と攻撃に課題を抱えていましたが、前半34分にDF布施谷翔がハーフウェー付近からボールを奪うと、相手GKが前に出ていたため、すかさずロングシュートを放ち、先制点を挙げます。

このゴールがカターレにとっては4試合ぶりの得点となりましたが、後半アディショナルタイムにまさかの同点を許し1-1の痛み分けとなりました。

8試合ぶりの勝利とはなりませんでしたが、カターレは勝ち点1を獲得しました。

しかし、同日午後7時から行われた17位大分トリニータが18位レノファ山口に1-0で勝利したため、J2残留ラインの17位大分とは勝ち点差が9に開いています。

カターレはJ2残留へ向け、背水の陣で残り8試合に臨みます。