■MLB ドジャースージャイアンツ(日本時間21日、ドジャー・スタジアム)
ドジャースの大谷翔平(31)が、本拠地でのジャイアンツ戦に“1番・DH”で出場。6回の第4打席に今季11度目の2試合連続弾で53号、ついにリーグトップのK.シュワーバー(32、フィリーズ)に追いついた。
前日は引退発表をした先発カーショーの本拠地最終登板で1点ビハインドの5回、逆転の53号スリーランを放ち、ベンチでカーショーと熱い抱擁を見せた大谷、この日のジャイアンツ先発は鄧愷威(26)、メジャー初対戦となった。
2026年WBC台湾代表入りも濃厚な鄧を相手に1回の第1打席は空振り三振、3回の第2打席は見逃し三振、4回の第3打席は四球、そして、6回の第4打席、外角高めのストレートを逆らわずに逆方向へ叩くと、打球は軽々とスタンドへ。打球速度は172.8キロ、飛距離122.8m、角度は33度、今季11度目となる2試合連続弾で53号、直近5戦4発でリーグトップのシュワーバーについに追いついた。
大谷は155試合目で53号に到達。残り7試合で単独トップ再浮上を目指し、3年連続のリーグ本塁打王を狙う。