石川県能登地方で19人が犠牲となった記録的豪雨からきょうで1年、被災地では黙とうが捧げられました。

石川県能登地方では去年9月21日、線状降水帯による大雨で28の川が氾濫し、関連死3人を含む19人が死亡しました。

当時中学3年だった孫の翼音さんを亡くした喜三誠志さんは、けさ、自宅があった場所に花を手向けました。

翼音さんの祖父 喜三誠志さん
「去年のきょうはまだここで生きていたと思っていますので。もう少し一緒にいたかったなという思いは強いですけど、もうどうしようもないことなので」

きょうは石川県内6か所に献花台が設けられ、地震と豪雨の被災地は鎮魂の祈りに包まれます。