17日午前10時30分頃、北アルプス立山連峰の標高2200メートルから2700メートル付近にある雷鳥坂周辺の登山道付近で、成獣のクマ2頭が目撃されました。

この区間を歩いていた登山者から連絡が入り、県警山岳警備隊と環境省の職員が、登山道から100メートルほど離れた斜面にいる成獣のクマ2頭がいるのを確認しました。

現場は雷鳥沢キャンプ場から剣御前小舎を結ぶ急勾配の登山道で、標高は2200メートルから2700メートルほどです。

山岳警備隊員が、山岳警備隊員がクマの動向を監視し、行き交う登山者を誘導するとともに注意を呼びかけました。

立山町では今後も周辺のパトロールを強化し、情報収集に努めるとしています。登山やハイキングを予定している方は、最新の情報を確認し、安全対策を十分に行うことをお勧めします。