ネット投票のカギ握る “マイナカード”

インターネット投票には、投票の秘密が守られているか、買収や強要がされていないか、通信障害やセキュリティなど様々な課題があげられます。さらに。

拓殖大学 河村和徳教授
「すでに導入されているエストニアとかは、スマートIDカードって我々言ってますけども、マイナンバーカードのようにネット空間で『私』をちゃんと認定してもらえるものを持ってるっていう前提の中で運用している。だからマイナンバーカードの普及もインターネット投票のカギなんですね」

現在、インターネット投票の議論が進んでいるのが、海外で暮らす日本人による「在外投票」です。

「在外投票」は、大使館や総領事館などで投票できますが、投票所が遠すぎることなどから投票率が低迷していて、インターネット投票の解禁を待ち望む声が高まっています。