恋愛感情から凶行に発展

林被告の犯行は、元交際相手が新しい恋人を作ったことで激化しました。林被告は「Aさんと交際相手の男性の関係がこじれたらいいなと思った」などと当時の心境を話しました。

GPSの位置情報などから元交際相手の恋人の住居を特定し、2022年8月、林被告は富山市内の交際相手の男性の住宅に放火。「放火をして身の危険を感じさせようと思った」と証言しています。

「リュックサックにペットボトル、ホワイトガソリンと灯油の混合油、100円ライターを持っていった」と詳細に語りました。「混合油を家の周囲に並べ、また混合油を撒いた。そして玄関にも流し込んで着火した」と犯行の手口を説明しています。