ミラノ・コルティナオリンピック™ スキー ジャンプ混合団体(日本時間11日、プレダッツォ・ジャンプ競技場)

スキージャンプの混合団体が日本時間11日に行われ、日本は銅メダルを獲得。同種目初の表彰台入りを果たした。3番手で飛んだ髙梨沙羅(29、クラレ)。4年前の北京大会では「スーツの規定違反」で失格となり日本は4位に。当時、涙に暮れた髙梨がミラノの大舞台で見事にリベンジを果たした。

1回目のジャンプでは96.5mを飛び、チームを5位から3位に浮上させた髙梨。「一緒に飛んだ仲間も含め、応援してくださった日本チームの皆さんのおかげで練習以上に、そして個人戦以上にいいジャンプができた」と、2本のジャンプを振り返った。

北京五輪・混合団体での苦い記憶。「毎回チーム戦となると足を引っ張ってしまう試合が多くて、これまでずっと団体戦への苦手意識というか、硬くなってしまって自分のジャンプができないっていうことがずっと続いていたので、(団体メンバーに)選ばれたときは、正直自信もなくて、コーチに相談させて頂いた時もあった」と、当時の心境を吐露。それでも髙梨は、逃げなかった。「そこからトレーニングなどで自信を持って試合に臨めて、自分のジャンプができたのも自分だけの力ではなくて、本当に周りの人たちの支えがあってこの舞台に立たせて頂けたので、そこでメダルを取らせて頂けて本当に感動しました」と、周囲への感謝を述べた。

「個人戦で取ったメダルよりも、みんなで取れたというか取らせて頂いたメダルの方が本当に一番うれしかったです」と、はにかむように口にした髙梨。北京で流した涙は、4年の時を経て、うれし涙へと変わった。