「大惨事になるとは思わなかった」
林被告は富山市での放火について、「新しい家なので家の中に火災警報器などがあり、大惨事になるとは思わなかった」と述べています。
消防士としての知識が、逆に危険性の認識を甘くさせていた可能性があります。
「火をつけて現場にいたが、サイレンが聞こえるまではいなかった」「そこにいたのは長くて5分くらい」と、放火後の行動も説明しました。
翌年5月には、立山町のアパートで、元交際相手の新しい恋人である男性に対し、郵便受けからガソリンを流し込む事件を起こしています。
「ホースと2リットルペットボトル2本をバックに入れて向かった」「ホースは透明で口径が広めのもの。ホースとペットボトルを連結させて流し込んだ」と手口を詳細に語りました。
