イランの核開発問題をめぐり、アメリカのトランプ大統領はイランとの協議が決裂した場合に備えて、中東地域への空母の追加派遣を検討していることを明らかにしました。

トランプ大統領は10日、ニュースサイト「アクシオス」のインタビューで、イランとの核開発問題をめぐる協議について、「合意しなければ非常に厳しい措置をとらざるを得なくなる」と述べ、軍事行動に踏み切る可能性を改めて示唆しました。

そのうえで、現在、中東地域に展開させているアメリカ軍の原子力空母「エイブラハム・リンカーン」を中心とする空母打撃群に加えて、追加の空母を派遣することを検討していると明らかにしたということです。

イランに対し、軍事的圧力を強調して核開発問題での合意を迫ったかたちです。

一方で、トランプ大統領は次回のイランとの高官協議が「来週、開催される見通しだ」としたうえで、イラン側が「非常に強く合意を望んでいる」とも話し、対話による解決に期待感を示しています。