2月3日は二十四節気の立春ですが、気圧の谷の通過後は冬型の気圧配置が強まり、今シーズン最強でおおむね一週間程度の最長の寒波が襲来する見込みです。大雪リスクが急激に高まり、積雪は解けにくく影響は長期化しそうです。交通障害による物流の遅延や、寸断による店頭商品が品薄になることへの対応、停電時でも暖をとれる暖房器具の用意、積雪による農業設備への被害対策、水の凍結による断水や水道管の破裂などに備えましょう。

次の寒気予想図の左の図では、北陸上空約3000m付近の広い範囲で氷点下21℃以下となり、北陸3県(西部)では氷点下24℃以下と予想されています。同様に右の図では、北陸上空約1500m付近の広い範囲で氷点下9℃以下となり、北陸3県(西部)方面では氷点下12℃以下と予想されています。

JPCZが日本海から北陸地方を指向する影響で、等温線は北西方向に凸となっています。西日本方面と比較して、北陸で予想される寒気レベルは相対的にやや高い予想ですが、それでも北陸目線で大雪目安の寒気が予想されています。