秋篠宮家の次女・佳子さまがきょう(29日)31歳の誕生日を迎えられました。
宮内庁はきょう(29日)、佳子さまの新たな写真などを公開しました。写真は、お住まいがある赤坂御用地で12月上旬に撮影されたもので、佳子さまがサザンカの木の下で笑顔で写る様子などが収められています。
■障害ある人たちに心寄せ続け
佳子さまは、2021年から全日本ろうあ連盟の非常勤嘱託職員で、手話を用いた公務や障害がある人との交流を長く続けられています。
今年は、公務の場で手話を用いてあいさつしたほか、「全国障害者スポーツ大会」の視察や、各地の福祉施設での交流など、障害がある人に心を寄せられた1年でした。
支援団体の式典に出席した際には、「知的障害に対する理解がさらに広がり、一人ひとりが大切にされ、すべての人が安心して暮らすことができる社会になることを願っています」と、障害の有無にかかわらず誰もが共生できる社会を強く願われました。
11月には「東京デフリンピック2025」の結団式に出席し、手話を用いてあいさつし、各競技会場にも連日足を運ばれました。
閉会式には、皇族では佳子さまおひとりが出席し、選手や大会関係者に拍手を送られました。
側近によると、佳子さまは「この催しをきっかけに、スポーツの参加においても、日常生活の中でも、みんなで一緒に情報を共有でき、一緒に楽しめるようになることを願っている」ということです。
■ブラジル公式訪問
6月には「外交関係樹立130周年」にあたりブラジルを訪問。2週間かけてブラジリアやリオデジャネイロなど8都市を回られました。
現地では、ルラ大統領を表敬訪問し天皇皇后両陛下のメッセージを伝達。
日本からブラジルに渡った移民らの慰霊碑に花を手向けたほか、日系移民やその子孫とも交流されました。
ブラジルでの日々について「これからも何度も思い返し、心の中で深まり続ける」「日本とブラジルがこれからも大切な友人として寄り添い続ける未来を思い描いております」と振り返られました。
帰国後も神戸市の「関西ブラジル人コミュニティ」を訪問し、南米にルーツのある子どもたちとゲームをするなど交流を続けられています。
■姉弟で6年ぶり公務
9月には、皇室で40年ぶりとなる成年式に出席し、弟・悠仁さまの成長を笑顔で見届けられました。
側近によると、佳子さまは、熱心に勉学に励まれていた悠仁さまを心から応援していて、「以前から興味を持ち続けていた分野について大学で学ぶことを嬉しく思っている」ということです。
秋には姉弟おふたりで「東京2025世界陸上」を観戦し、目を合わせながら笑顔で話す様子も見られました。
おふたりでの公務は2019年12月以来、6年ぶりでした。
■「戦後80年」先の大戦に思いをはせる
戦没者や遺族にも心を寄せられた一年でした。
8月には、母・紀子さまと広島を訪問。
ハワイの子どもたちによる原爆の歴史を描いたミュージカルを鑑賞し、観劇後は出演者と英語で交流されました。
被爆者らが生活する養護ホームで懇談もされ、「辛い経験を思い出しながらお話しくださったお一人お一人の言葉を胸に深く刻んだ」ということです。
1年を通して、ご一家全員で戦争に関する写真展や美術展などを訪問する機会もありました。
側近によると「戦争の悲惨さや人々の苦しみ、復興へのあゆみ、平和の大切さを伝えてこられた戦争体験者やご遺族をはじめとする方々に心からの敬意を持たれている」ということです。
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