南海トラフ巨大地震 私たちは何を?

富山大学 竹内章 名誉教授
「どういう対策をすればいいのかというと、能登半島地震でどこでどういうことが起きたのかということを思い出してみるとか、実際に地域を歩いてみて、危険な場所がどこにあるのかとか、備蓄、食料も水も大事です」

「使える井戸や湧き水がどこにあるのか把握しておくことも大切です。そのほか避難経路をどうすればいいか、特に海岸に住んでいる場合は「津波」が考えられます」

富山大学 竹内章 名誉教授
「南海トラフで発生する津波が回ってくることはほとんどないですが、揺れが能登半島地震より大きいことを考えると、能登半島地震で津波が起きましたが、あれよりも高い津波がおきるということです」

「富山湾の急斜面で地すべり、斜面の崩れが起きると津波を起こしました。陸上で震度6強ということは海底でも6強です。なので、それによる津波は避けられない。能登半島地震でも漁業関係、深層水の取水管など海岸施設も被害を受けているわけですから、そうした対策を講じる必要はあります」