花園までに体重90キロを目指す…

富山に住み始めて1年が過ぎたころ、父親の仕事が一段落して大阪に戻ることになりました。

しかし、富山第一でラグビーを続けたい息子のため、健太郎さんは富山で新しい仕事を見つけ、ラグビーに専念できるよう学校の近くに引っ越し、2人で暮らしています。

一瀬正太郎 選手
「(家族)みんな大阪に帰るけどって言われたとき、(富一の)3年メンバーは中学校からやってきて楽しかったし、『花園は俺らで頑張ろう』みたいな雰囲気だったから、一緒に目指したいし、最後までやりたいなと思ったから、残った」

父 健太郎さん
「チームメイトで太郎っていう奥田君っているんだけど(奥田君の父が)『うちに下宿してでもいいから正太郎にラグビーさせてあげて』って、あいつがラグビーしている姿がめっちゃ大好きやねんみたいな。見てくれる人は見てくれているんだなと思って、それに応えるじゃないけど、ちょっとでも親としてやってあげられることはあるのかなと考えて…」

そして健太郎さんは、朝、昼、晩の3食をつくる毎日です。

父 健太郎さん
「結構食事とかも2人でいろいろね、話し合いながら、必ずタンパク質、鶏肉を取るようにして」「(1年後半まで)70キロ後半ぐらいやったんですけど、やっぱりフォワードなんで花園までに90キロ目指そうって言って…90キロまでいったもんな」