全国高校ラグビー大会の組み合わせ抽選会がきょう行われ、富山県代表の富山第一高校の初戦の相手が決まります。チームを引っ張る “なにわのキャプテン” は、父との二人三脚で、最後の花園に挑みます。

ことし6大会連続16回目の花園出場を決めた富山第一。3年生はわずか5人ですが、中学生時代からともに切磋琢磨してきました。

富山第一高校ラグビー部
「自分からもっと行け、前、前、前。運べよボールを」

チームを引っ張るのは、キャプテンでフォワードの一瀬正太郎選手です。

キャプテン 一瀬正太郎選手
「しっかり1人1人がもっと規律守ってハードワークせんとだめやから」

チーム一の熱い男は、4年前の中学2年生の時、自営業を営む父親と一緒に家族6人で大阪から富山に引っ越してきました。

一瀬正太郎 選手「ただいま」

父 健太郎さん「おかえり」

帰りを待っていたのは、父の健太郎さんです。