全国で1週間に報告されたインフルエンザの感染者数は前の週からおよそ1.7倍に増え、全国で「警報」の基準である「30人」を超えました。

厚生労働省によりますと、今月16日までの1週間に全国およそ3000の医療機関から報告されたインフルエンザの感染者数は、1医療機関あたり「37.73人」でした。

前の週のおよそ1.7倍で、13週連続で増加していて、全国で「警報」の基準である30人を超えました。

「警報」基準を超えているのは、24の都道府県で、最も多いのは宮城県の「80.02人」、次いで埼玉県の「70.01人」でした。

また、インフルエンザの影響により、全国の6235の学校などで休校や学級閉鎖となっていて、こちらも前の週と比べておよそ1.7倍増えています。

厚労省はマスクの着用や手洗いなど、感染対策を呼びかけています。