今後の詳しい進路予想を見ていく
▼台風の中心は、12時間後の1日午前0時には潮岬の東南東約50キロを中心とする半径85キロの円内に達する見込みです。
中心の気圧は998ヘクトパスカル、最大風速は18メートル、最大瞬間風速は25メートルが予想されます。

▼24時間後の1日正午には尾鷲市の南約50キロの北緯33度40分、東経136度20分を中心とする半径120キロの円内に達する見込みです。
中心の気圧は998ヘクトパスカル、最大風速は18メートル、最大瞬間風速は25メートルが予想されます。

▼台風はこの後、熱帯低気圧に変わり、48時間後の2日午前9時には福井県越前市付近の半径210キロの円内に達する見込みです。中心の気圧は1004ヘクトパスカルが予想されます。

台風や熱帯低気圧の中心が予報円に入る確率は70%です。
台風は1日にも紀伊半島を北上し、その後熱帯低気圧に変わる見込みです。熱帯低気圧に変わった後も東日本を中心に低気圧周辺や太平洋高気圧の縁を回る暖かく湿った空気が流れ込むため、引き続き2日にかけて大気の状態が非常に不安定となる見込みです。