小さな幸せ見つけ、生きていることに感謝…

絶望の淵にいた浜木さんでしたが、病気になっても美しくいたい、早く仕事に復帰したい、そんな思いで傷跡が目立たず、回復も早い「腹腔鏡下手術」を受けました。

胃の全摘出には成功しましたが、その後、思うように食べることができず、53kgあった体重は18kgも減り35kgに…。

思うように食べることができず、仕事もできなくなりました。不安な気持ちは日に日に増していくばかり、眠ることもできなくなり、パニック障害を発症。当たり前の日常が消えていく日々…。一時は死ぬことも考えたといいます。

浜木真紀子さん:「たとえ大きな病気、辛い経験をしたとしても前向きにはなかなか難しいが、自分で自分を幸せにする方法を見つけて乗り越えて生きていくことはできる。それが大切なんだと感じていました」

50歳になっても挑戦を続けています。

浜木さんは、人間の美しさとは『内から出てくる』ものだと考えています。浜木さんに美の秘訣とは何かと聞くと、「例えば、好きな洋服やメイクをすること、仕事ができて人と話ができることなど、一日の中で何気ない小さな幸せをみつけ、生きていることに感謝すること、それが一番の美の秘訣です」と話してくれました。