何か悪いことしたかな、どうして私なのか…

今から5年前、浜木さんが45歳のとき、高校の同級生の勧めで「美魔女コンテスト」に出場。コンテストは、内面の美しさと外見の美しさを兼ね備えた35歳以上の女性からファイナリストとグランプリが選ばれますが、浜木さんは出場者約1,000人の中から、見事ファイナリストに選出されました。

それをきっかけに、雑誌の読者モデルにもなるなど、前向きに生きる日本の大人女性たちの代表として、美魔女の素晴らしさを発信しています。

鍛え上げた腹筋に…。光る笑顔。

50歳になっても健康的な美しい体を維持し、輝かしい人生を歩んでいるようにみえますが、これまでの道のりは決して順風満帆なものではありませんでした。

実は、37歳のとき内視鏡検査で“胃がん”がみつかりました。リンパ節の転移も始まっていて、胃を全摘出するしか助かる道はありませんでした。20代から保険会社に勤め、仕事中心だった毎日。食事や睡眠は不規則で、胃の痛みが日常的なものになっていました。

浜木真紀子さん:「がんはどこかの誰かがなるものだと思っていたから、自分がとは思った。私に何が起こっているんだろう、私なにしたんだろう。私何悪いことしたんだろう。どうして私なんだろうって感じだった」