ムキムキで競うでのはなく “バランスよい引き締まった肉体美”…

大会の主催者側は、いわゆる「ボディビル」の大会との違いをこう強調します。

富山大会スタッフ(金沢大会グランプリ受賞)
前川治樹さん:「大会が初めての人にとっては、会場を見るとカルチャーショックを受けるようです。ボディビルの大会とは違って、ムキムキだから優勝できるわけでなく、ムキムキでも、がさつだったら点数は低くなります」

「体の全体のバランスとか健康的なところとバランスですね。本当のムキムキ大会と若干違うんです」

バランスよく引き締まった健康美がテーマの「ベストボディ部門」や、スリムなスタイルが評価される「モデル部門」など、男女年齢別に3部門5クラスで熱戦が繰り広げられました。

審査ではポージングのほか、表情や歩く姿勢、舞台上の立ち振る舞いも評価に含まれます。

ベストボディ部門・フレッシャーズクラス(18歳~29歳)では、黄色い声援が飛び交うほどの人気ぶり。ファンらが歓声をあげていました。

一方、ベストボディ部門、66歳以上のレジェンドクラスでは、若者たちには負けていられないと日頃鍛えた肉体を披露。中でも66歳の荒井幸治さん(富山県)は、堂々とした円熟味あるポージングを次々と披露し、集まった観客を魅了していました。

ベストボディ部門の50歳から59歳の女性が参加するクィーンクラスで、グランプリに輝いたのは“富山の美魔女”でした。