雪上をかけぬける高校生プロスノーボーダー、柴田高校3年・清野喜幹(せいのよしき)選手。スピードがすべてのスノーボード・アルペン競技。清野選手は小学生のころから数々のアマチュア大会で優勝。そして去年、ついにプロのライセンスを取得した現役高校生です。そんな18歳は、この冬、ある大きな決断をしました。
「無限に遊べる」ではじめたスノーボード
柴田高校3年 清野喜幹選手がスノーボードを始めたきっかけは、何だったのでしょうか。
柴田高校3年 清野喜幹選手:
「最初はお父さんとお母さんが自分が生まれてから『家族でできる競技があればいいね』と話をしていたらしくて。それでスノーボードにたどりついたそうです。元々自分が体が弱くて、そのためにスノーボードとかしたら筋力が強くなるんじゃないかとか、そういうことを考えてくれて。
どんどん体が強くなって健康になりました。平日学校行って、ナイターをえぼしスキー場で滑って、ギリギリまで滑って夜11時に帰ってきて。でも苦ではなかったです。無限に遊べるみたいな感じで」

清野選手が取り組むのはオリンピックの正式種目にもなっている、スノーボードアルペンの「ジャイアントスラローム」という競技。旗が設置されたコースを滑りそのタイムを競うもので、トップレベルの選手はそのスピードが時速70キロに達することも。

柴田高校3年 清野喜幹選手:
「アルペンスノーボードって本当に1/100秒の世界で戦っているので。結局速ければ勝ちという世界。努力したら、した分だけ、速ければ速い分だけ・・・、そこが一番面白いところかなって思っています」