GPSを活用した新たなシステム
東日本大震災の教訓を踏まえ、東北大学の太田雄策教授たちのグループは、地震の規模を算出する新たな手法を開発しました。去年7月、私たちは、その観測機器のメンテナンスに同行しました。やってきたのは栗原市内にある観測所。いったい、どのような手法なのか?

東北大学大学院理学研究科 太田雄策教授:
「いまGPSの受信データを取っている状態」

それが、GPSを活用した地震の規模の計算です。「REGARD(リガード)」電子基準点リアルタイム解析システムです。

東北大学大学院理学研究科 太田雄策教授:
「GPSをあたかも地震計のように使うことで、ものすごく大きな地震の規模を即時的にすぐに把握する技術ができないかという研究をしていた」