実際の利用率は13.76% 利用に不安の声

メリットはわかりましたが、県民に浸透しているのでしょうか。
病院などでは今も従来の保険証を使っている人をよく見かけますが・・・

VTRで紹介した薬局のように利用者が増えてきているところもあります。
ただ、まだまだ多いとは言えない状況なんです。
厚労省によると、先月時点で、県内でマイナ保険証を利用している人の割合はわずか13.76%です。

マイナ保険証を利用することに不安を持つ人もいるようです。
取材した薬局ではこんな声が聞かれました。

マイナ保険証を持っていない人:
「使っていません。個人の情報が全部国に一元管理されるのがすごく疑問なのと不安なのと、その両方で使うのを控えています」
「マイナ保険証が面倒だから普通の保険証でいいという人も中にはいるだろうから、使い分けできれば本当はいいのだろうけどね。なんか(マイナ保険証への移行を)性急にしているような気はする」

マイナ保険証を巡っては当初、別の人の情報が誤って登録されるなどのミスが相次ぎました。
政府は安全性を強調していますが不安を持つ人は多そうです。
また医療現場からは負担を訴える声やトラブルの事例も報告されています。