9月5日の宮城県内は、前線や暖かく湿った空気の影響により三陸沿岸で大雨となりました。

記録的な雨の量を観測した所もあり、避難指示が発表された(ている)地域や通行止めとなっている道路もあります。

こちらの写真は、9月5日朝に撮影された気仙沼市内の様子です。大雨で排水が追いつかず、道路が川のようになっていました。

前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、三陸沿岸では未明から大雨となりました。気象庁は9月5日午前4時、女川町付近で1時間におよそ100ミリの猛烈な雨が降ったとみられるとして、記録的短時間大雨情報を発表しました。

また、最大3時間雨量は、石巻市雄勝で145ミリ、気仙沼で111.5ミリと、2か所で観測史上最大となりました。

この記録的な大雨の影響で、避難指示が石巻市雄勝地区には466世帯818人に南三陸町歌津地区には1335世帯、4145人に出されました。石巻市雄勝地区の一部地域には、現在も避難指示が出ていて、5日午後5時半現在、1世帯3人が避難しています。