武士の街がなぜ商店街に
江戸末期の伊達藩士・山家豊三郎(やんべ・とよさぶろう)。明治維新の翌年、職を失った武士たちのため、自宅の一角を貸して「山家横丁」を作り商売を始めさせました。

浜中文夫さん:
「まさにちょうど向かい側、そこが山家横丁」
以降、この辺りには芝居小屋や洋食屋、映画館などができ、まさに「商店街の始まり」となったのです。

浜中文夫さん:
「その当時、本当に困っていた武士たちを助けた救世主。そして、一番町商店街を興したという。商店街からすれば、山家豊三郎さんも神様にして間違いないのでは」