休校やマスク生活など新型コロナに翻弄された3年余りが、今年5月の5類移行で大きな区切りを迎えました。
長野県のこの1年を振り返るシリーズ、
アフターコロナの教育現場と子どもたちの今です。


長野市北部の住宅地にある児童数640人余りの吉田小学校。

12月中旬、体育館には寒さを吹き飛ばすような子どもたちの元気な声が響いていました。

児童:
「(体育で)マスクしなきゃいけない時も前はありました」
「(マスク)なしでやると苦しくないんで楽しいです」

児童:
「コロナの時はみんなで遊んだりとかできなったけど、できるようになって良かった」

今年1月の吉田小学校。

3学期の始業式は、感染対策のためリモートで行い、子どもたちは教室のモニター画面を通じて他のクラスの発表や校長先生の話を聞きました。

児童:
「なんか透明の板はられて、あれちょっとなんかいやだった。話すときに気が散っちゃう」


児童:
「くっついて遊んじゃゃいけないみたいなことがあって寂しかった」

新型コロナは今年5月、感染症法上の5類に移行。

一方で、秋にインフルエンザが流行したこともあり、換気など12月になっても基本的な対策は継続しています。