10月21日、飯山市内の畑で撮影された映像には、大きなクマがカメラに顔を近づけて来る様子が映っていました。

飯山市内の11月のクマの出没は23件で、2022年のおよそ11倍に上ります。

撮影者した人:
「ここの柿の木にカメラを付けておいて、この辺にクマが通っていたのが映っていた」
「やっぱりこわい」


今年度の県全体のクマの目撃情報は、10月までに1256件と、過去2年間と比べると増加の傾向が顕著に表れています。


また、人身被害も11月26日までに10件、11人とすでに前の年度を上回りました。

これらを受けて県は、専門家などによる緊急の対策を行っています。

専門家会議での参加者の発言:
「誘引物の除去とか、藪の刈払いをやっていくのが一番効果的な方法ということで、捕獲以外の対策をしていくのが非常に大事」