「ひとりぼっちと馬鹿にされていると思った」
逮捕後、女性2人を殺害した動機について、このように語った青木被告。
5月から7月までの間に、あわせて4回逮捕され、その間に供述が変わるなどしましたが、最終的に容疑を認めたということです。
検察は青木被告に刑事責任を問えるか判断するため、8月から3か月間にわたって専門家による鑑定留置を行い、精神状態などを分析。
その結果から刑事責任が問えると判断して起訴しましたが、捜査関係者によりますと、鑑定留置の中で精神疾患の診断があったということです。
青木被告の鑑定留置中の様子について担当弁護士は…
担当弁護士:
「会話は1往復で終わり、成立しない」
「生きることに意欲がない」
自然を題材にした写真集を読むなどして過ごしていたということですが、事件について語ることはなく、被害者への謝罪も一切無いということです。
また、逮捕後には、留置所でも職員から「ぼっちと言われている」と訴えたという青木被告。
幻聴・幻覚の症状がみられ、その兆候は学生時代からあったといいます。
事件から25日で半年。
両親は22日のSBCの取材に対し、「コメントは一切ない」と応じました。