SBCが加盟するJNN系列全体で取り組む「地球を笑顔にするWEEK」に合わせてお送りするSDGsに関する特集です。
ジビエの調理や、農薬を使わない野菜の栽培で、食や命の大切さを伝える長野市のNPO法人の活動を取材しました。
なお、添付された動画にはイノシシを解体するシーンが含まれています。


運ばれてきたのは、2頭の野生のイノシシ。


山林で猟師に捕らえられたもので、前日まで生きていました。

長野市で5日に開催されたあるイベント。

子どもに説明:
「鶏肉とか食べるじゃない、それと一緒のことなんです。このイノシシも今からきれいにお肉の形に分けて、バーベキューにする。あとで手伝ってね」

県内外から参加したおよそ30人が、イノシシを解体するジビエ調理を体験します。

イベントは子どもたちへの安全な食材の提供などに取り組む、市内のNPO法人「地球環境フォーラム長野」が企画。

活動拠点の「あんずカフェ」では農薬を使わない野菜を使った料理など提供していて、月に1回、子どもたちに向けた食育イベントを開催しています。


猟師の説明を受けながらカッターを使って進めるイノシシの解体。

普段はできない体験を通じて命や食の大切さを学びます。