島田さんの思いを受け、製品化に着手したのは店主の高橋元康さん。

高橋さん:
「サフォークってお肉としては有名だけど、皮だろ? 聞いたことないと思って。すごく珍しいと思います」
「隣町で育ったって聞いたら製品にして最後の形にしたいなって思いがあって」

初めて扱ったという「サフォーク」の皮は、柔らかい上に丈夫で、クオリティの高さに驚いたといいます。


高橋さん:
「いいものできたなって感じになりました」

現在はバッグ類のほかにふかふかのムートンも販売。

ノベルティとして皮の切れ端でステッカーも制作しました。

この日、島田さんと高橋さんの間では「サフォーク」を使った新たな製品のアイデアが浮かんだようです。

島田さん:
「羊の絵がピッと押してあって…」

高橋さん:
「捨てるところがほとんどないくらいは使えるんじゃないかなと思います」


島田さん:
「(サフォークは)皮もある、肉もある、毛もあるっていうことをより深く知って親しんでくれるっていう世界になればうれしいですよね」

地元産の「サフォーク」をロスなく使おうというSDGsの取り組み。

島田さんが次はどんな仕掛けをしてくるのか、注目です。