26日まで3日間に渡って長野市で開かれたスピードスケートの全日本距離別選手権で県勢が活躍しました。

エムウェーブで開かれた、全日本スピードスケート距離別選手権。

今大会で躍動したのは、佐々木兄弟の兄、南牧村出身で明治大学2年の佐々木翔夢(ささき・しょうむ)選手でした。

男子5000メートルでは最後まで安定した滑りで見事優勝。この種目では弟で小海高校2年の泰雅(たいが)選手も2位に入り、兄弟揃って表彰台に上りました。

兄の翔夢選手はマススタートでも優勝し、見事2冠に!弟の泰雅選手も1万メートルで優勝し、兄弟で大活躍となりました。

一方、女子では諏訪市出身で直富商事の山田梨央(やまだ・りお)選手!

武器は低い姿勢で氷を長く捉える滑り。得意の1000メートルでは、オリンピック2大会連続の金メダルの高木美帆選手に次ぐ、2位に入りました。

さらに1500メートルでも3位に!存在感を示しました。

大会を終え、日本スケート連盟は、来年2月に開幕するミラノ・コルティナ五輪の出場枠がかかる、ワールドカップへの派遣選手を発表。

県内出身では、500メートルで2位に入った岡谷市出身の倉坪克拓(くらつぼ・かつひろ)選手など、男子は4人が選ばれました。

女子も3大会連続のオリンピック出場を目指す、南相木村出身の菊池純礼(きくち・すみれ)選手など4選手が選ばれました。