宿泊施設は、2人から5人ほどへ規模を縮小した、「個別商品の強化」が求められるようになりました。

そこで、高相夫婦が再起をかけて打ち出したのが、「ホテキャン」だったのです。

■志賀グランドホテル・高相大作社長                                                            「志賀高原というのは国立公園で簡単に建物をつくったり木を切ったりできないところなので(自然が)守られている。白馬なども素晴らしい自然があるがまた違った魅力が志賀高原にはあると思う」

自然が守られているため、キャンプ場などが少ない志賀高原でのアウトドア体験は強みになる。


和室の客室13部屋分を、国の補助金やクラウドファンディングで集めた資金を含めおよそ1億1千万円かけて改修し、5部屋を完成させました。

■志賀グランドホテル・高相大作社長                                                                「これをきっかけに個人のお客様にもお越し頂けるような施設、志賀高原に来てもらって非常に涼しい湿度が過ごしやすいというのを感じて欲しい」

「キャンプは好きだけど正直寝るときは快適な場所がいい」

「準備が大変で子どもと行くとなかなかゆっくりできない…」


そんな悩みを解決してくれるホテルとキャンプの良いとこ取り「ホテキャン」。

時代のニーズの変化に合わせた新たなサービスで、コロナ禍からの巻き返しを図ります。