■志賀グランドホテル若女将・高相有希さん                                          「こちらが客室に隣接しているアウトドアスペースがあります。」                                                         直接行けるということですね?                                                                 「秘密基地に行っていただけるような感覚で簡単に出入りしてもらえます」

外のテラスには、バーベキューや焚火の用具、テントなどがそろっていて、開放的な景色を望みながら自由にアウトドアを楽しむことができます。
■古畑キャスター
「景色も最高でこの場所を自分たちだけで一人占めできるなんて贅沢ですね」
ホテルを営む高相さん夫婦が、「アウトドアの新形態」として7月1日に始めるその名も「ホテキャン」。
「子連れの家族でも安心して楽しめるキャンプ」をコンセプトにしています。

■志賀グランドホテル若女将・高相有希さん                                                     「よく家族でキャンプ場やグランピング施設を訪れるたんですけど、夜中トイレに子どもを連れて行くのもテントから離れたトイレに真っ暗な中歩くなど小さなこどもと楽しむというのはなかなかハードルが高かった。なので客室から繋がるアウトドアスペースでキャンプを楽しめるスペースを作れたらなという思いで」
もともとキャンプなど、アウトドアが好きだという高相さん一家。
新たな事業に挑んだ背景にあるのが、新型コロナの影響です。
生活様式の変化で、宿泊業も変化を求められていました。
■志賀グランドホテル・高相大作(たかそうだいさく)社長                                                                  「コロナがきっかけで我々も営業の形態も変えていかないといけないとひしひしと感じて大変だった」
志賀高原観光協会によりますと、新型コロナの影響で一帯の観光客はおよそ4割減少。
志賀グランドホテルでも、予約が入らず営業ができない日々が続き、売上は7割も減ったといいます。
特に大きな打撃となったのが、団体客の減少です。

■志賀グランドホテル・高相大作社長                                                                             「当館は教育旅行の団体のお客が多かった。ほぼほぼコロナ禍でなくなってしまった」
林間学校やスキーツアーなどは軒並み中止に。




 
   
  










