長野県中野市で、わずかな時間に4人もの命が奪われた凄惨な事件。

容疑者はなぜ凶行に及んだのか…。

これまでに見えてきたことをまとめました。

警察官を殺害した疑いで逮捕・送検された中野市江部（えべ）の農業・青木政憲（まさのり）容疑者31歳。

調べに対し容疑を認めているということです。

捜査関係者などによりますと、青木容疑者は近くに住む女性2人を次々と刺し、その後、パトカーで駆け付けた警察官2人に猟銃のようなもので発砲したとみられています。

女性2人に対し「独りぼっちだとバカにされていると思った」などと話しているということです。

通っていた中学校の卒業文集には「自分が思う事」と題し、こうつづっています。

「大事な物について。この世の中で最も大切なものは『命』だと思います。では、2番目は何かと問われたら私は間違いなく『金（かね）』と答えるでしょう」