そんな吉岡選手が、たびたび比較されるのが、高校のOBで、東京オリンピック男子マラソンで6位に入賞した大迫傑(おおさこ・すぐる)選手。
2人の「違い」ついて駅伝部の高見澤(たかみざわ)勝(まさる)監督は。

「大迫はどちらかというとストイックなタイプだった、吉岡大翔に関しては冷静、ストイックさがないわけではないが比較的冷静に物事を判断したりとか周りを見ることができる選手、普段の生活からスキがないというのもレースに生かされている」
高校最後の大会となった都道府県対抗男子駅伝。
14年間破られることのなかった区間記録を更新し、長野県チームの連覇に貢献しましたが、ここでも満足した様子は見せませんでした。
「長野県チームに貢献する走りがしたかったが、結果的に目標タイムには遠く及ばない結果となってしまった」

1月24日、3年過ごした寮をこの日で離れます。
(松尾悠登(まつお・はると)選手)「非常に頼りになる存在でしたし、自分自身の成長にも繋がったと思うので彼には感謝しています」
最後に、謙虚でい続けられる理由を吉岡選手に尋ねました。