2018年3月。寛さんが出席するはずだった大学の卒業式。学位記の代わりに父の義則さんが特別に表彰を受けました。


大学の庭に寛さんの同級生とともに植樹した1本の木。息子が大学に通った証です。

田原義則さん:「亡くなった13人の死を無駄にしたくない、二度と起こさないという再発防止の活動を完結させたいという思いに改めてなった」


2018年5月、事故現場には、慰霊碑=「祈りの碑」が建立されました。事故を風化させず、悲劇を繰り返さない。「未来へ語り継ぐ」思いが込められた碑です。


事故から2年を経てもなお、バスの運行会社の社長らの刑事責任を問うための裁判は始まっていませんでした。会は4万7000余りの署名を集め、裁判で責任を追及することの重要性を訴え続けました。