栄村で最大震度6強を観測した県北部地震から12日で15年です。
当時と比べて村の人口は7割以下に減る中、「いま」と「これから」を考え、ふるさとを盛り上げようと取り組む若い世代を取材しました。
3月7日。
栄村の「さかえ倶楽部スキー場」。
およそ1万本のキャンドルが、ゲレンデを灯しました。
今年で4回目の「SAKAECANDLE(さかえキャンドルナイト)NIGHT」。
コロナ禍以降、冬のイベントが減っていた栄村で、村を活気づけようと、20代から40代のメンバーが中心となって企画しました。
(SAKAECANDLENIGHT実行委員長・滝澤一史さん)「イベントごとがないのは寂しいし、若い人たちがどんどんこういうイベント作りに挑戦してみんなで楽しいイベントができたらいいなと思います」
県北部地震から15年。
2011年3月12日未明、最大震度6強の揺れが村を襲いました。
村民のおよそ8割が避難。
住宅はおよそ690棟が被害を受け、33棟が全壊。
3人が災害関連死に認定されました。
2012年10月16日素材地震の翌年に村がつくった復興計画。
掲げたスローガンは「震災をのりこえ、集落に子どもの元気な声が響く村を」。
村は子どもを守る試みや子育て世代を呼び込む取り組みを進めてきました。
今月1日時点の人口は1491人、そのうちの半分以上が65歳以上の高齢者。
さらに人口減少が続いています。
ゲレンデに集まってきたのは、地元の住民などおよそ40人。
当時、震災を経験した子どもたちは大人になりました。
「SAKAECANDLE(さかえキャンドルナイト)NIGHT」の運営に携わるメンバーもいます。
イベントの運営はボランティア。
昔から顔なじみの地元の仲間たちが声をかけあって準備を進めます。
「面白いことをやるなと思って少しですけど協力出来たらと」
「あのときのことは今でも思い出すと本当に大変だったなと思いますけど、でもいまみんな元気にやっていますのでこういうのを何年か前から企画してくれている人たちに本当に感謝しますよね」
「おもしろいことが一番だと思うので、こういうことをみんなでわいわいとできればいいなと思っています」
日が暮れてきた午後4時半ごろ。
村の子どもたちなどがキャンドルの点火に挑戦します。
会場はおよそ1万本のキャンドルの幻想的な灯りに包まれました。
若い世代が村を盛り上げようと続けてきたイベントは、今年も訪れた人たちに笑顔の灯りをともしました。
「すごくきれいで幻想的で素敵だなと思いました」
「すごい、よくこんなにたくさん点けられたなって感じ」
(滝澤一史さん)「なかなか若い人が少ない中で、協力して盛り上げようという気持ちでやってくれているということはありがたいことですし、うれしいことなので今後も継続できたら」















