あづみ野菓子工房彩香 荻原隆之会長:
「例年ですね、クリスマスになる時には卵とか全ての食材が高くなります」
「あと今年はイチゴがですね、本当に物がない。なくなるんじゃないかっていうふうに言われてますので、どのぐらいあるかわかりませんけども、そこらへんは覚悟はしてます」

なんと、クリスマスケーキに欠かせないイチゴが、夏の暑さで2週間ほど生育が遅れ、品薄予想に。

価格も高騰しているといいます。

スタッフ:
「大きいものはカットして中に、中ぐらいのものはトッピングに」


現状をふまえ、2025年はイチゴを使わないクリスマスケーキを新たに3種類追加。

イチゴを使う商品も、イチゴの量を少し減らすことで値上げはせずに、2024年と同じ4号サイズで3000円からという価格で提供することにしました。


材料の値上がりが続くケーキ。

2024年と比べてもチョコレートがおよそ32パーセント、卵がおよそ21パーセント、イチゴやバターが10パーセント以上など軒並み高騰しています。

帝国データバンクによりますと、クリスマスケーキの平均価格は2024年は4500円を超え、2025年は、さらなる上昇も予想されます。

値上がりが顕著なチョコレートを使ったケーキを除き、2024年から価格を据え置く安曇野市の「彩香」。

あづみ野菓子工房彩香 荻原隆之会長:
「私どもはどちらかというとお客様への還元ですね。クリスマスにより楽しく幸せな気持ちになっていただけるようにケーキで笑顔を作っていきたい、そんな思いでお届けしたいと思います」

そして信州の年末年始に不可欠なものと言えば…

「ブリがおすすめです~!ブリいいですよ!いらっしゃいませ」

サケにブリ。

「年取り魚」です。