長野県上田市の北向観音は、64年ぶりという御開帳で多くの参拝者が訪れています。御開帳の見どころは、記録の上では初めてという秘仏の公開です。

上田市別所温泉の古刹・北向観音は、今年、開かれてから1200年を迎えました。この節目の年を記念して、10月11日から始まったのが64年ぶりとなる御開帳です。
北向観音の本尊が公開されるのは記録上初めてのことです。

北向観音 石川賢明執寺長:「何しろ我々知る限りでは、ご本尊様の初めての御開帳ですので、我々も感激しています」
本堂に安置された本尊と5色の布でつながった回向柱。本尊に触れるのと同じ功徳が得られるとされ、多くの参拝客が、手を添えます。

青木村から:「長野の善光寺も行ったし、ここでも同じことをお願いして家内安全といろいろと。感動ですね」
愛知県から:「ほかのところでも(御開帳は)何年か区切ってやっている。(北向観音は)それが全然なくて、年月を経て初めてお参りさせてもらう。すごくありがたい」