秋の味覚の王様・マツタケは産地によって生育に差が出ているようです。

今シーズン、記録的な不作となっているのが青木村です。道の駅あおきで、20日朝、店頭に並んだマツタケは30パック。

若林崇弘社長:「昨年は300パック出てましたからね、今のころ。今年は極端に少ないです。猛暑ですね、それと残暑が続いたのと雨が降らなかったというのが一番の原因。本当に切ない思いです」
直売所では村や上田市産のマツタケを扱っていますが、今年の販売量は例年のおよそ3分の1にとどまっています。

20日朝は開店のおよそ2時間前、午前7時ごろから客が並び始めました。品薄のため入店は5人ずつ、購入は1人1パックの制限も設けています。
9時の開店と同時にマツタケは次々と買い物かごの中へ。わずか15分ほどで、ほぼ完売となりました。
埼玉から:「戦利品です。ちょっと寂しいです。全然少ないです。去年すごいあった。みんなクマが出るからマツタケとるのも大変」
栃木から:「焼きと土瓶蒸しとか最高です。年に1回の贅沢で(今年は)かなり少ないです。それは天気の関係でしょうがない」
若林崇弘社長:「今年は絶対量が少ないので、本当に貴重品ですので味わって食べていただければ」