松本市でキノコ採りに出かけ、行方不明になっていた82歳の男性が救助されました。ろっ骨などを折る大けがです。
救助されたのは、松本市波田の82歳の男性です。
警察によりますと、男性は、6日午前6時ごろ自宅を出て、松本市波田の山にキノコ採りに向かいましたが、夜になっても戻らず家族が警察に届け出ました。

けさから警察が捜索したところ、午前9時過ぎに鉢盛山の登山口に続く林道で男性の車が見つかりました。
その後、男性は、車から離れた斜面で倒れているところを発見され、昼前に県警ヘリで市内の病院に運ばれました。
警察によりますと、肋骨や顔の骨を折るなどの大けがをしているということです。

警察は、男性が滑落した可能性もあるとみて当時の状況を調べています。
10月に入って、県内ではキノコ採りの遭難が相次いでいて、警察などが注意を呼びかけています。