松本市の中心市街地で半世紀近く親しまれてきた中華料理店が、あす30日で閉店します。中華鍋をふり続けて45年、82歳の店主を取材しました。


松本市の中心市街地で45年にわたって営業を続けてきた中華料理店「若大将」。
厨房で中華鍋を振るのは、藤井國廣(ふじい・くにひろ)さん82歳です。

若大将 藤井國廣さん:「もう肩がボロボロなんだよ」


藤井さんがここに立つのは、あす30日で最後になります。店内には、「45年間ありがとう」と書かれたポスターも。


29日もお昼時は別れを惜しむ大勢の客が訪れました。

高校時代から通う常連客:「高校の部活帰りとかに来た時にも、藤井さんがいろいろ声をかけてくれて。『若いんだからしっかり食べろよ』と気さくに声をかけていただいて。本当に今までありがとうございましたと伝えたいです」