様々なモノの値段が上がる中、長野県は、10月から、県内の大学や、専門学校に通う学生らの、県立美術館と県立歴史館の観覧料を無料にします。
観覧料が無料になるのは、県内にある信州大学や飯田短期大学などの大学や短期大学、長野高専のほか、各地の技術専門校や公衆衛生専門学校などの県立専修学校と私立の専修学校や各種学校に在籍する学生や生徒です。
長野市にある県立美術館では、これまで500円だった全てのコレクション展と、個別に料金が設定されていた一部の企画展が無料になるほか、千曲市にある県立歴史館では、それぞれ150円だった全ての常設展と企画展が、10月1日から無料になります。

県が、第2次文化芸術振興計画を進める中で、若い世代の鑑賞機会を広げるために行うもので、県では、無料化により、若者たちのリピーターを増やし、施設の活性化にもつなげたい考えです。