チャイニーズダイニング油家で味わえるのが・・・土鍋で提供される、アツアツの麻婆豆腐!


3代目 村田誠さん:「自家製の甜麺醤(てんめんじゃん)とか、2種類の豆板醤を使ったりとか、ラー油の中にもいろいろスパイスが入っていたり旨辛、コクのある辛さ、ただ辛いだけではないので、食べやすいのかな」

食べやすさの秘密は調味料にあります。

甘みのある「さくら味噌」と、濃厚な「赤味噌」を加えた特製の甜麺醤が、深いコクを生み出します。


さらに、香り高い「青山椒」と、しびれる辛さが特徴の「赤山椒」を使った山椒油が味のアクセント。


醤油や味噌など、日本の調味料を使うことで、日本人の舌にも馴染む、やさしくも刺激的な味わいに仕上げています。

3代目 村田誠さん:「自家製の甜麺醤とか山椒油を作ったりして、ここでしかない味にするように心がけています。」


油家の創業は1967年。3代目・店主の村田誠さんは、10年ほど前に、先代である、父・宏和さんから店を受け継ぎました。

3代目 村田誠さん:「(2代目の頃と変わっているんですか?)作り方はそんなには変わっていないけど、入れる調味料が増えた。」

本場・中国の香辛料や、自家製の調味料にこだわるようになったのは、誠さんの代になってから。いまは、父・宏和さんとともに厨房に立ち、親子で腕を振るっています。


2代目 村田宏和さん:「(誠さんは)研究熱心でね、スパイスも海外へ行って仕入れてきたり。自分の味に自信をもってやってもらえれば、お客さんも食べに来てくれると、期待しています」

伝統と進化がつまった親子の麻婆豆腐。その熱い思いが、食べる人の心もお腹も満たしてくれそうです。


2代目 村田宏和さん:「食欲がない時にこういうものを食べれば、元気がでるかなと思うので、ぜひ食べてもらいたいです。」