田中さんはSNSで古民家での生活について発信をしています。投稿に興味を持った人がいつしか集まるようになってきました。
田中さん:「あっ一馬くんこんにちは」
木南さん:「こんにちは」
田中さん:「来ました。村人です」
この日は、作ったばかりのドラム缶のピザ窯を初めて使ってみるイベントを開きました。

木南さん:「こんなめちゃくちゃ(火が)着くものなんですね」
田中さん:「速いね。めちゃ暑いやん。ちょっと離れようか」
訪れたのは信州大学の3年生・木南一馬さん21歳。

市内の主婦、小林千春さん59歳。世代を超えて交流が生まれます。

星空観察やきのこ採りなどイベントを定期的に開催し、今では全国におよそ30人の仲間ができました。

田中さんはこの場所に誰もが自分らしくいられるコミュニティを作りたいと話します。
田中さん:「僕は小さいころ、いじめや病気がちでひとりで家にいることがとても多かった。みんな僕が寝ている時に、窓辺の目の前の公園でみんなで遊んでいる子どもたちとか友達がすごくうらやましかった。僕みたいにひとりでずっと孤独だったりとか、社会人になっても悩んだりとかどうしようっていう方がいるからいろんな活動を通して、自分の好きなことみつけたり、仲間を新しくみつけて成長できる場所にしていきたい。みんなが」
















