木曽郡の住民:「長男であっても、戻って来ずに、外で家を建ててしまう人が結構多い」

なかでも人口減少が急速に進むのが木曽郡です。2050年までの30年間に人口は半減し、高齢化率も50パーセントに達するとされています。


木曽町の住民:(持ち主に代わって畑で作業をしながら)「ここにいる人たちが頑張って現状維持できるように、荒れていく土地をなるべく解消したりとか 子どもたちもなるべく帰ってきてもらうようにするには、いまの人たちが元気じゃないと」


「木曽は空き家がものすごく問題になっている。観光でやっていかなければいけない町なのに、空き家が増えていくと景観が悪化する」

今月9日、木曽町で人口減少に伴う課題や地域づくりなどを考える集会が開かれました。

進行役を務めたのは「きそびと会議」です。


きそびと会議代表 山下卓郎さん:「町村の垣根を越えた地域課題への取り組みや木曽地域を盛り上げるプロジェクトなど活動していきたいと思います」