長野市の中学校で6日に続き、10日に発生した火事で、警察が14歳未満の少年に事情を聴いていることがわかりました。少年は「火をつけた」と話しているということです。また、焼け跡からマッチが見つかったことも捜査関係者への取材で新たにわかりました。
火事があったのは、長野市大町の東北中学校で、10日午後5時ごろ、体育館1階の剣道場から出火しました。
警察や消防、学校によりますと、当時は授業が終わり、地域クラブの準備をしている時間帯で、コーチが消火器で消し止めました。
この火事で、剣道場の壁や、段ボールなどが焼けましたが、校内にいたおよそ100人の生徒は、避難して無事でした。
この火事で、警察が14歳未満の少年に事情を聴いていることが捜査関係者への取材で新たにわかりました。少年は「火をつけた」と話しているということです。また焼け跡からマッチが見つかったことも分かりました。
学校では、6日にも体育館の倉庫にあった椅子などが焼ける火事があり、警察が関連を調べています。
11日は通常通り授業が行われ生徒たちが登校しました。
朝は全校集会を開いて校長が状況を説明し、不安な場合はカウンセラーなどに相談するよう呼びかけたということです。












