高市総理の台湾有事に関する答弁をめぐり、中国側が日本への渡航を自粛するよう呼びかけていることについて、観光庁長官は「引き続き、動向を注視する」と述べました。

政府観光局は先ほど、先月の訪日外国人旅行者数について、389万6300人と、10月として過去最多だったと発表しました。国別では、中国がおよそ71万人で、韓国に次いで2番目に多く、前の年の同じ月と比べておよそ23%増えたということです。

観光庁 村田茂樹 長官
「引き続き、中国からのインバウンドの方の動向について注視して参るということに尽きる」

一方で、中国側が日本への渡航自粛を呼びかけたことの影響について観光庁の村田長官はこのように述べ、中国人旅行者の動向を注視する考えを示しました。影響については明らかにしませんでした。