飯田市の国道で14日、患者を搬送していた緊急走行中の救急車が、ガードレールに衝突しました。患者や隊員にけがはありませんでしたが、搬送が20分ほど遅れました。

飯田市桐林の国道151号で14日午後1時前、緊急走行中の救急車が左側のガードレールに衝突しました。

警察と飯田広域消防本部によりますと、救急車は、下伊那郡内の病院から飯田市内の病院に患者を転院搬送しているところで、運転していた隊員を含め5人が乗っていました。

患者を含めて乗っていた全員にけがはありませんでしたが、患者は別の救急車で、およそ20分遅れて病院に搬送されたということです。

飯田広域消防本部によりますと、運転していた隊員は「ガードレールの位置を見誤った」などと話しているということで、消防本部では、再発防止に向けて安全運転の講習を続け、意識を高めていきたいとしています。