長野県中野市のキノコ工場で3月、ベルトコンベヤーに男性が巻き込まれ死亡した事故で、中野労働基準監督署は、機械の運転を停止しなかったとして、会社と安全対策責任者を書類送検しました。
労働安全衛生法違反の疑いで書類送検されたのは、中野市の信州培養センターと、安全対策の責任者だった61歳の男性社員です。
事故は2025年3月12日、当時63歳の男性がベルトコンベヤーの清掃を行っていた際に、右腕を巻き込まれ、その後死亡しました。
中野労働基準監督署の調べによりますと、安全対策責任者は、死亡した男性にベルトコンベヤーの清掃を行わせるのにあたって、機械の運転を停止しなければならないのに、停止しなかった疑いが持たれています。
会社と安全対策責任者の認否については、明らかにしていません。












