「ありがとう」という魔法の言葉を

(秋田明美さん)
「娘が事故に遭ったとき、まさか死んでしまうとは思いませんでした。そして今、私がどれだけ話しかけても、娘はもう返事をしてくれません。

当たり前ということは、当たり前ではないのです。

皆さんのご両親は、いて当たり前ですか?ご飯を作ってくれて、何かを買ってくれて当たり前。そんな存在になっていないでしょうか。今日家に帰って、お母さんがいなかったら、兄弟がいなかったら、どうでしょう。

ぜひ家に帰ったら、魔法の言葉を伝えてあげてください。喧嘩していても仲直りできる、魔法の言葉です。最初は恥ずかしいかもしれません。でも、言っているうちに、言わないと気持ち悪いくらいに自然になります。

その言葉は、『ありがとう』です。

感謝の気持ちを伝える『ありがとう』という言葉を、ご家族や仲間、先生、皆さんの周りの大切な人たちに伝えていってください。きっと、物事はプラスの方向に向かっていくはずです」